露枝の雑文館 近辺事片拾い詠み

館長露枝(Roshi)による四季折々の五七五七七です。  イラストの配布元はパブリックドメインQです。 

春寒に毛布一枚迷う夜

時々訪れるチョッとした寒さ。
薄での一枚の取り去り時に迷っています。

暖かき穀雨に芽吹きの背を押され

里の畑にも都会の並木にも 『そろそろだよ』 と知らせるように細く優しい雨が
降ります。

目の桜終えて口には桜肉

昨日、当「Roshiの雑文館」の最高顧問Takaさんと馬肉料理専門店で一献やりました。
癖も臭みも無く美味でしたが馬刺しには生姜か大蒜という固定観念がありました。
Takaさんが山葵を所望したので食べてみましたがあまりの好相性に驚きました。
馬刺しに山葵が合うという目から鱗の新発見、新認識の一献でした。

行く花を暫し止める花見宴

今年の桜は『例年より開花は遅い』の当初の予想を大きく引っくり返しました。
当地神奈川県雑文館地方は既に満開を過ぎ散り始めています。
桜前線はこれから東北、北海道に移ります。
東北、北海道の皆様ご油断召しませぬよう。